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理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター RIKEN Center for Life Science Technologies

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イベント

 

[2月25日] 渡辺センター長が、疲労に関する講演を高知市で行います!

[日時] 

2017年2月25日(土)

[時間] 

14:00-16:20(13:00開場)

[場所] 

高知城ホール  
高知県高知市丸ノ内2-1-10

[概要] 

高校生・大学生を含む、一般の方を対象とした講演会を高知で開催します。

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CLSTからは渡辺 恭良センター長が疲労に関する講演を行います。
慢性疲労(半年以上持続する疲労の状態)は、日常生活における様々なストレスの延長線上にあり、未病の最たるもので先制医療の大きな対象です。本講演では疲労、とくに慢性疲労の分子神経メカニズムについて解説し、現代少子超高齢化社会に対し、「抗疲労」、すなわち、よりよい疲労回復法や過労予防法について我々が取り組んでいる「健康科学イノベーション」の立場からいくつかの試みについてお話します。

定員:250名(先着順)※未就学児のご参加はご遠慮ください。

事前参加登録期間:2016年12月1日(木)12:00~2017年2月23日(金)12:00

参加登録は本ページの下のリンクから登録できます

[プログラム] 

13:00 開場
14:00~14:10 ごあいさつ
有信 睦弘 理化学研究所 理事
14:10~14:30 理化学研究所のご紹介
小安 重夫 理化学研究所 理事
14:30~15:15
古関明彦 副センター長の写真

講演 三毛猫に♂がいないわけ

講師 古関 明彦
統合生命医科学研究センター 副センター長

遺伝現象が単にゲノムに書かれる遺伝情報だけによって支配されるものではないことは、一卵性双生児が年齢を経るに従って変わっていくことからも明らかです。生き物の表現型(いろいろな特徴)は、遺伝情報によって伝達されますが、その情報を読み取って表現型をつくるメカニズムがないと目に見えるものにはなりえません。このようなメカニズムは、遺伝情報が安定であるほどには安定ではないからです。どういう特徴が安定に伝達され、どれがされないのか、その理由は何なのか?三毛猫のほとんどがメスであることも、このような仕組みのひとつの現われと考えられます。遺伝情報とはいったい何なのか、それらはどのように表現型として発現したりしなかったりするのか、また、その仕組がどのように私達の健康や日常にかかわるのか、などについてお話したいと思います。

15:15~15:35 休憩
15:35~16:20
渡邊恭良センター長の写真

講演 疲労に克つ

講師 渡邊 恭良
ライフサイエンス技術基盤研究センター センター長

半年以上持続する疲労(慢性疲労)で苦しんでいる人達が国民の40%近く存在するにも関わらず、これまで「疲労」に対する本格的な医学・科学の取組は多くはありませんでした。慢性疲労は、日常生活における様々なストレスの延長線上にあり、未病の最たるもので先制医療の大きな対象です。疲労は睡眠障害と相互関連が深く、糖尿病をはじめ生活習慣病やうつ病の発症や慢性疾患からの心血管イベントとも大いに関係します。ここでは疲労、とくに慢性疲労の分子神経メカニズムについて解説し、現代少子超高齢化社会に対し、「抗疲労」、すなわち、よりよい疲労回復法や過労予防法について我々が取り組んでいる「健康科学イノベーション」の立場からいくつかの試みについてお話します。

16:20 ごあいさつ
有信 睦弘 理化学研究所 理事

事前申し込みはこちらから

事前参加登録期間:2016年12月1日(木)12:00~2017年2月23日(金)12:00

 

申し込みフォーム

CLSTは、2018年4月1日からの理化学研究所第4期中期計画により、3つのセンターに改組されました。